人にも勧めたくなるものがある幸せ

転職先としての農家を考える
02 /12 2018
 2018房州びわのご注文受付スタート! 福原農園のHPはこちらから


こんにちは。就農一年目の福原です。庭には、クリスマスローズの花が咲いています。日本では、クリスマスの頃に咲くわけではないそうで。

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頭を垂れてひっそり咲くので、お義母さんに教えられるまで存在に気付かず。。。日当たりのあまり良くない場所だろうが、霜がおりようが、ひたむきに育っている姿に何かグッとくるものがあります。

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さてさて、最近の私のお気に入り食材をご紹介。菊芋です。農家のお友達から「美味いよ~」と名前は聞いていたのですが、今回初めて直売所で買ってみました。

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高血圧や糖尿病改善に効果があるというスーパーフード。メディアでもよく紹介されるようになりました。

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(見た目は、埴輪にしか見えない)

栄養価もさることながら、一度食べたらまた食べたくなる独特の食感にもうとにかく夢中なのです。

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(きんぴらが最高)

特に素晴らしいのは、芋類なのにカロリーが低いこと。たくさん食べても安心です。まだの方、ぜひお試しください。


ここから本題。。。この3連休は、リフォーム後の母屋に初めてのお客様をお迎えしました。それは、私の親でもなく、親戚や友人たちでもなく、前の前の前の職場の先輩職員Sさん。

先輩は、これから地元の新潟県に戻り、ある地区の地域おこし協力隊としてその土地の名産や自然、歴史情緒溢れる温泉などの魅力を広くPRしていく立場になるそうです。

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(地域おこし協力隊は、総務省が推進している地方活性化策)

そこで、ネットによるお取り寄せギフトという形のびわの販売スタイルを確立した福原農園のホームページ、房州びわ自体の知名度もアップさせようという心意気で行なっているSNS発信のあり方などについて、直接会って詳しく知りたいとわざわざおいでくださったわけです。

つまり、私のお客様でありながら、農園主である夫の話を聞きにいらしたという感じ。福原農園のビジネスモデルに興味を持ったよという方が、新居来場者第一号?になるとは思っていなかったのですが、とにかく遠くからここまで会いに来てくださったことに感謝。大歓迎なのです。

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(まず農地をご案内)

こたつに入りながら、「ホームページ作成のためには、何から始めるべきか 」「多くの人に検索してもらえるページにするコツは何か 」などについて、質問を受けつつ具体的にお答えしていきました。

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私が二人のお話を聞いていて感じたこと。それは、作ったサイトが始めは拙いものでも、自分が良い(美味しい品質が良いここにしかないなど)と思うものについて、「もっと多くの人に知ってもらいたい」という気持ちが強ければ、時間はかかっても徐々に集客力のあるサイトにブラッシュアップしていけるものだということです。

お金を出してホームページ作成を業者に依頼するのは簡単ですし、時間的にも速いかもしれませんが、それだと売り手側の情熱をお客様に伝えることが、実は逆に難しくなる場合もあるのではないかなと。

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話が少々飛びますが、我々が新居に転入したのに伴い、今月から福原農園の電話番号とFAX番号が変わりました。それで、新しい番号をハローページに掲載した途端に。。。

おびただしい数のセールスの電話が!! それも、え〜今の時代はそんな商売もあるの~とか、必要だと思えないものをそんな急に電話で勧められてもねぇ、みたいに感じる営業トークの多いこと!

電話をかけてきている方の無理やりな感じから、本当に信念持って、自社の商品をお客様に役立ててもらいたいと思っているのかなぁ、ノルマがあるからあわよくば売りたいだけじゃないかなぁ と勘ぐってしまうのです。実際、私も学生時代テレアポのバイトをしていたことがあるのですが、商品に対する情熱が全くなかったので、電話をかけまくることが気持ち的にしんどかった記憶があります。

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ワールドビジネスサテライト(のトレたまコーナー)を観るといつも思いますが、これだけ物質と情報が溢れている時代には、皆が欲しがるような商品やサービスは大抵もう世に出ているし、新たにニッチなマーケットを掘りあてるのは大変だし、何がしかの品物やアイデアに対して、人にお金を払ってもらい続けるってことがどんどん難しくなっていますよね。

そういう意味で、ふるさとの味、大好きな景色など、自分が誇りの持てる物がある幸せ、それをPRできるツールがある幸せ、それを仕事にできている幸せをしみじみと感じます。

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(新潟と言えば、お米とお酒。いいところだ~)

Sさんにしろ、私にしろ、若い頃は、納得できない仕事や自分を痛めつける仕事も、いつか糧になる、あるいは誰かがやらねばならないんだ と歯を食いしばって取り組んできましたが、第2の人生では、自分の好きなこと、楽しいことを軸に生活し、それで周りの人とつながっていけたらいいなぁ。。。

とそんなことを思ったのでした。私も、ますますこのブログでびわの魅力をお届けできるように頑張りたいと思います。皆さんも、福原農園の近くにいらしたらぜひお寄りくださいね。

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(ハウスの中から外を見た風景。一枚の絵のように切り取ってみたくなる)



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ジョブチェンジするなら職住接近だ

転職先としての農家を考える
02 /05 2018
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こんにちは。就農一年目の福原です。雨や雪が降った数日後に山に行ってみると、ふっくらした原木椎茸たちが。

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(マテバシイの樹皮を押し上げている。頑張れ!)

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収穫のタイミングを逸したものはパンみたいに大きくなっていますが、風味は変わりません。

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(パンか?どら焼きか?)

朝はパン♪パンパパン♬ 」というメロディが頭の中をぐるぐるしながら、収穫。パッキングして近所の直売所に出しています。

シイタケ荷姿

お客様から、「すき焼きに入れたら、お肉よりこっちのが美味しかった 」という嬉しいお言葉をいただきました! ぜひ原木椎茸の味をお試しあれ。


さて、これまでのブログで就農して良かったことを色々書かせていただいてきましたが、今回は農家の通勤時間が短いことについて自慢?したいと思います。

今日、椎茸を取りに行った場所は森の中とはいえ、自宅の玄関からの距離は600~700メートルほどのところ。

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徒歩ではなく、軽トラで向かうこともありますが、福原農園の全ての現場は自宅から数分、遠くとも10分以内で到着できます(自宅が山の中にあると言えなくもないですが。。。)

私は、昨年まで都心で働いており、毎日東京メトロ東西線で通っていました。えぇ、あの殺人的に混む電車です。

東西線

よく人に、「農家は朝早くて大変でしょう? 」と言われますが、都心まで通勤していた時のほうがよっぽど早く起きていました。

朝のラッシュ時の東西線は、2~4分毎に電車を走らせているというのに、乗降者数が多すぎてホームで待っていても乗れなかったり、前の電車につっかえて超低速運転をしていたりで、職場に時間通りには全く着かず。余裕を持って家を出る必要がありましたから。

さらに、満員電車の中は、蒸して汗びっしょりでもじっとしてなきゃいけないし、酸素が薄くて息苦しかったり、知らない人と密着して気持ち悪かったりとか、思い出すだけで辛くなります。

朝のラッシュ

東西線から茅場町や大手町で別の地下鉄に乗り換えていたのですが、職場に着くと、「あれ、私、今日どうやって職場まで来たか覚えていない。。。」など通勤の一部の記憶がなくなっていることがけっこうありました。通常の感覚を維持していては、あの電車には乗れなかったということかな?

他の乗客に関して言うと、(いつもはもっと穏やかな人かもしれないのに)むやみに人を押しのけたり、肘が当たったとか些細なことで言い争いが始まったりという心がすさむ光景が多々ありました。

人は、パーソナルスペースを無視して狭い箱に入れられると「お互い様 」と許し合う心の余裕が欠如してしまうんだなぁと。

時々、「勤時間こそが好きなことに没頭できる至福の時間 」という声も聞きますが、それはあまり混まない(乗車率の低い)路線を使っている恵まれた方に限ると思います。混雑した車内では、スマホを開くスペースさえないですし、不安定な体勢では、読書に熱中することは難しいです。

車内スマホ

(吊革につかまって立ってると、座っている人が羨ましくなるが、ちょっと異様でもある)

都心に通っていた頃の私は、仕事が終わるとふらふらになりながら家路につき、自宅の玄関に倒れ込んでそのまま寝てしまうということもありました。通勤時間に趣味を楽しむどころか、通勤で仕事に注げるエネルギーがだいぶ削られ、通勤が健康で働くことを阻害している状態と言ってもおかしくなかったと思います。

そんなわけで、びわ農家にジョブチェンジした私は、職場まで10分以内という、通勤に関して完全ストレスフリーな環境を思いがけず手に入れたのです。通勤地獄で何度も死んだ自分の心を少しずつ取り戻しつつあります。

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(果樹農家の出勤は、大体上り坂を行く)

自宅を職場とするフリーランスや国も推しているテレワーク的な働き方なら通勤時間ゼロも夢じゃない、農家よりもっと通勤のストレスがないんじゃないかって? いえ、通勤時間ゼロではダメで、数分離れているというのが大事な気がしています。

と言いますのも、在宅勤務の方の話を聴くと、「遅刻したらどうしようとハラハラしなくて済む 」「仕事の合間に家事が片付く 」「仕事終わりに寄り道できないので無駄遣いが減る 」などのメリットが多い一方で

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(道端に咲く花に元気をもらう)

デメリットもけっこうあるそうです。よく言われている在宅勤務のデメリットには、①外出の機会が少なくなるので、運動不足になりやすい ②ずっと自宅にいるので、なかなか仕事のスイッチが入らなかったり、気分転換が難しかったりする などがあります。

農家の場合、自然の中で身体を動かす商売なので、体力が落ちることもなく、毎日気分もリフレッシュできていると思います。仕事を始める時は、作業服に着替え、長靴にはき替え、帽子や作業手袋を装着しますので、そこで頑張るモードがONになります。そういう意味では、制服がある職業って、スイッチの切り替えがしやすいのかもしれませんね。

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(東西線はまず座れなかったが、農家の通勤はいつでも腰かけられる)

というわけで、農家の通勤時間は程よい感じがしています。

通勤時間が短いことによるデメリットがあるとすれば、帰り道にお店がないことくらいです。「明日の朝食用の牛乳が欲しい 」などの時は、電車通勤であれば駅前のスーパーやコンビニで調達できたのに対し、今はわざわざ車で買いに出なければなりません。作業服を脱いで、お風呂で汗を流して、すぐのんびりモードになりたいので、それはちとめんどくさいですね。

何かで読みましたが、多くの人は転職先を探す際に、「通勤時間が長くなっても、給与や待遇が良い職場を選びがち 」、つまり、「通勤時間は、転職の条件の中で優先順位が低くなりやすい 」という調査結果があるとのこと。

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通勤時間が往復2時間なら週10時間、1年では。。。? 通勤のダメージや拘束時間が健康や生活満足度にもたらす影響は、とても大きいはず。就農し、電車通勤をしなくなった今だから、それを痛感している次第です。

最後になりますが、農家の退勤時刻についてもご紹介させてもらうと、南房総市富浦地区では、17:00ちょうどに行政防災無線から「夕焼け小焼け」が流れます。防災無線は、地震や自然災害など非常時に肝心の無線が使用できないという事態を防ぐため、普段から実験放送しているわけです。

防災無線

周辺の農家の皆さんは、この夕焼け小焼けがかかると、即効で家に帰ります。不思議なくらい誰も残業しません。私が17時以降、畑や山でうろうろしていると、知らないおじさんやおばあさんに「早く帰れよぉ 」と言われます。

農家の仕事はここで一区切りというのがなく、やることはいくらでもあってキリがない。しかも多くの場合期限がない。今日終わらなかった作業を明日に回しても大きな支障が出ないし、それより身体を休めて明日も万全な体調で仕事に出られるようにすることが長く元気に働くコツなのです。だから、切り替えがめちゃくちゃ早いんですね。

私は最初の頃、「キリがいいところまで残業したいなぁ、そのほうが達成感あるのに 」と思い、時間で作業を切り上げることに慣れませんでしたが、今は夕方あの音楽が流れると「今日も頑張った。作業に集中できていい一日だったな 」と思うようになりました。

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「夕焼け小焼け」がまたいいのです。スコットランド民謡の「蛍の光」でもなく、斉藤和義の「うちに帰ろう」でもなく、「カラスと一緒に帰りましょ 」が程よい情緒。

ついでに言うと、お隣の館山市の防災無線から帰宅を促すために流れるのは、X JAPAN の「Forever Love 」。なぜなら、あの天才アーティストYOSHIKIさんが館山出身だからです。皆さまの住む地域では、どんな曲が一日の疲れを癒してくれるのでしょうね。それではまた。

館山の夕日



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びわ農家適性チェックテスト

転職先としての農家を考える
10 /31 2017
びわの種のご注文受付中 福原農園のHPはこちらから


こんにちは。福原です。台風の後なのでイチョウの木の下に銀杏が落ちまくっています。

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匂いに耐えつつ果肉を取り除いた後、袋詰めにして販売したところ、売れ行き好調。悪天候にもかかわらず、直売所でお買い求めいただいたお客様、ありがとうございました。

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それから、先日、地元では数少ない同年代のお友達よぜむファームさんのおうちに遊びに行ってきました。ご近所のびわ農家さんです。よぜむさんでは、びわの他にいちじくも栽培されています。

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(お土産に、いちじくジャムをいただきました~)

さてさて、びわ農家が複数集まればいつも話題になるのは、びわ業界の後継者不足問題です。

当農園では長男が継いだばかりなので、しばらく跡取りをどうする、という話にはなりませんが、町内のびわ農家では、「高齢になってきて、木に登っての作業は身体にこたえる」とか「継ぐ人がいないから、廃業するしかない」とか、はたまた「厳しい仕事だから、子どもには継がせたくない」とかいう尻つぼみな話ばかり聞かれます。

他が辞めれば、当農園のような小さな経営母体にもビジネスチャンス到来だぜ!」とか言って喜んでもいられないんです。房州びわは、機械化できない部分が多い伝統的な栽培法(要は手間暇かかる)を守っていますので、そう簡単によその農園のびわ山まで借り受けて、経営規模拡大というわけにもいかず。。。

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というのも、規模拡大したくっても、びわ農家は季節によって仕事の量が相当増減するため、労働力の確保(常勤で雇用しづらい、季節労働では従業員の生活を安定させられない)において難しい側面があります。どうしても、家族主体の経営になりやすいわけです。

身内で後継者が見つからないのであれば、今後は血縁関係がなくても弟子入りした人の中からやる気と能力のある人に経営権を譲って。。。という時代になるやもしれません。どこの農園さんも、農地は先祖代々受け継いできた山であることが多いので、なかなか現実的とは言えないけれど、房州びわ自体が衰退していってしまうよりはいいのでは?と私は思います。

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というわけで、今回は、どんな人にびわ農家への転職、弟子入りをお勧めしたいか、びわ農家に相応しい素質について勝手ながら考えてみました。もしかしたら、このブログを何気なく読んでいるあなたの天職はびわ農家かもしれません!


適性①:高い所は割と平気だ、いや、むしろテンション上がる

びわ農家では、木に登ったり、脚立に乗ったりして行う作業が多いです。「こんな高いところに登ってる私ってすごい!かっこいいかも!」と思えるくらい無邪気な人が良いでしょう。ただし、安全管理も自己責任のうちです。

適性②:サッカーやバレーボールなどの団体競技より、マラソンや筋トレなど個人で身体を動かすほうが好きだ

農作業は、隣で誰かが「頑張れ」と応援してくれるわけではないです。「人生は自分との戦い」「最大のライバルは自分」が口癖みたいな人が理想かと。ランナーズハイの境地を知っている人には、毎日達成感が感じられる魅力ある仕事かも。

適性③:お金は計画的に使えるほうだ

びわは、換金サイクルが長~い作物です。今日一生懸命働いても、収穫して発送して実際にまとまったお金が懐に入るのは1年先ということも。常に手元にあるだけパーッと使ってしまう人にはお勧めできない職業でしょう。

適性④:一人で行動するのは苦にならない

農地では、一人黙々とする作業が多いです。自身で状況判断して動けることが求められますが、複数の人と頻繁にコミュニケーションをとるのが苦手という人でも大丈夫。逆に、寂しがり屋さんには向いていないかも。

適性⑤:山歩きは楽しい

びわ農家は、毎日山の中を歩く商売。斜面を見るだけでくらくらするという人には苦痛になってしまうでしょう。登山やハイキングが趣味、緑や動植物に触れられることが幸せ、という方にはお得感があるお仕事だと思います。

適性⑥:年単位で先にあるゴールでも頑張れる

びわは、苗木から育てて、立派な実を付けるようになるまで5~6年かかると言われています。さらに、10年後、15年後を見据え、長いスパンで山を管理していかねばなりません。今やっている作業が結果として見えてくるまでに時間がかかったとしても、挫けず地道に継続できる性格の方が望ましいと思います。目標が先過ぎると怠けちゃう という方(私ですが。。。)は、良きパートナーを見つける必要があります。

適性⑦:マイペースな性格と言われることが多い

周囲を気にせず、自分のペースで仕事をしたい人には、これ以上ないくらい合っていると思いますが、適性⑥の裏返しですので、自身を律する力はある程度必要かと。

適性⑧:好きな四字熟語は「温故知新」だ

房州びわの栽培技術は、明治時代頃から脈々と受け継がれ、この地域で確立してきたものです。省力化、効率化が困難である一方、それだけ新規参入しづらいとも言えます。伝統や先人の教えを大切に、なぜ昔からこの方法がとられてきたのか を真摯に学ぶ姿勢を持てる人だけが、師匠の技を盗むことができるに違いないです。

適性⑨:単純作業こそ燃える

びわ栽培では、けっこうなまとまった期間、延々と同じ作業を繰り返します。例えば、ひたすらびわのつぼみを折る、ひたすら実に袋をかける、ひたすら発送用の化粧箱を折る。。。などなど。単調な動きほど集中力が増す、正確さに磨きがかかるというタイプと、反対に退屈してしまうというタイプがいると思いますが、あなたはどちら?

適性⑩:寒いのが絶望的に苦手ではない

房総は暖かいイメージですが、冬の山の中は思っていたよりも寒いです。寒いと、手はかじかむわ、耳がツーンと痛くなるわ、トイレが近くなるわ、色々大変ですが、寒い時期に頑張った分、暖かくなってからびわの実が大きく膨らむのを見た時の感動はひとしおです。寒がりでエアコンとお友達だった私でもなんとかやっていますので、寒いのが大嫌いというあなたも一度チャレンジしてみて欲しいです。


以上、10個の適性を挙げてみました。お近くで、「意外にびわ農家にはまるかも 」という方がいたら、当農園に研修にいらっしゃるようお勧めくださいね。お待ちしています。いえ、次にびわ農家になるのは、あなたかもしれない です!!! 

最後になりますが、とりあえずびわ農家はおいといて、房総地域への移住に興味がありますという独身のあなたへ。『大人の婚活ランチ de 味噌作り体験』というイベントが開催されます(30~40代の男女対象/11月11日土曜 in 館山市内のレストラン)。まだ、参加枠に余裕があるそうです。まずは、将来のことを一緒に考えるお相手を見つけてみませんか?(主催 NPO法人南房総農育プロジェクト

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それでは、またお会いしましょう。


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台風が教える、終わりが見えない仕事への向き合い方

転職先としての農家を考える
10 /27 2017
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こんにちは。福原です。お久しぶりの更新になってしまいました。失礼いたしました。

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先日の台風21号は、驚くほどの強風でしたね。こちらでは、海から吹き付ける、塩分を多く含んだ風の影響で農作物が傷んでしまう塩害が目立ちました。まさに潮風台風

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道を歩いていても、元気がなくなってしまった草花の姿が痛々しいばかり。たった一晩で里山がダークな世界と化しました。

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(ついこの間まで満開だったコスモスが全滅)

当農園のある場所は、海岸から数キロ離れた山の中なので塩害は少ないものの、びわの苗木が風でことごとく倒され、根っこが地面から露出してしまいました。

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中には、何年も経過し、収穫期には数百もの実を付けるびわの木が横たわっている箇所もありました。山から吹きおろす風に耐えかねたようです。青々としていた葉っぱの色が失われ、とても可哀想です。

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幹がボキっと折れているものは、再起不能。全体として、私が今春就農して以来の大きな被害です。少し前に、水の恐ろしさについて書きましたが、風の破壊力も決してあなどれない ということですね。。。

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これだけの被害につながったのは、元々びわが地下の浅い範囲にしか根を張らない植物で、地表に出ている部分(樹幹)を強風の中で支えきれないことがあるというのが一つ。

もう一つは、写真の場所が昔田んぼだった場所に作った畑であることから、溜まった雨水が抜けにくい土地・地質であり、山から押し寄せてきた土砂を誘導するための水路の整備が不十分であることも要因として挙げられます。

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ビニールハウスも、上部にある開閉式のビニールが突風で何か所も破れてしまいました。早目に修理しないと、気温が下がる時期になっても、びわを寒さから守るための暖房をたくことができなくなります。

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そういうわけで、びわ農家としての色々な課題が、今回の台風によって改めて突き付けられた形なのですが、台風はこれで終わりではありません。すぐに次の台風がやってくると思うと、農地修復への気持ちもどこか萎えてしまう私。。。

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(台風後の古い栗の木の姿。頭の部分がごっそり折られた)


さて、ここで一旦、台風のお話から離れます。

このブログでも度々語ってきたように、私が就農してからというもの、「農家って働きやすい! 」と感じることばかりで、今もそれは変わっていません。最近は、このブログを読んで「びわ農家って楽しそうで羨ましい 」と言われることが増えてきて、「ちょっと面白おかしく書きすぎてるか。。。!?」と反省しているくらい。でもホント、私はびわ農家の仕事が好きなんですよね。

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(果樹運搬用モノレールで移動中)

中でも、「忙しい時と忙しくない時のメリハリがはっきりしている」というびわ農家の仕事の特徴は、長年、仕事依存で苦しんできた私にとっては救いであり、最高のリハビリとなっています。

年がら年中忙しいわけではなく、「ここは何が何でもびわの仕事が最優先。繁忙期が過ぎたらゆっくり休もう 」という時期もあるけど、「次に忙しくなる11月までに、これとこれを片付けておこう 」とか「今はPCの前に座って、ネット上の販路開拓に充てよう 」という時期もある。ガッと集中して肉体労働にエネルギーを注ぐシーズンとその準備期間、事務に勤しむ期間、そしてのんびり休む期間、など一年を通しての緩急が明確に存在します。そういう働き方が向いてる人と向いてない人がいると思いますが、私にはありがたい職場特性。

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(台風後、一気に季節が進んだ感じ。青かった柚子が黄色くなっている)

反面、世の中には「延々と気を抜けない、終わりが見えない仕事 」もたくさんあって、それで疲れ果てている人も多いと思います。

先日、児童相談所に勤める友人が言っていたことがとても印象的でした。「まだこんな不幸な子どもが埋もれていたんだ、と毎日思う 」と。信頼できる養育者であるべき親から酷い虐待(身体的・心理的・性的)を受けているとか、逆に放置されて人間的とは言い難いすさんだ生活を強いられているとか、そういう通報を受けて子どもの救出のため出動するお仕事です。

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日本でも、格差社会児童の貧困問題が深刻味を増している昨今、新聞やTVで報じられないまでも、警察が介入せざるをえない事例、こちらが目を覆いたくなるような悲惨な事例に次から次へと出会うそうです。崩壊家庭に介入して終わりではなく、その後その家族に伴走してサポートしていく訳で、担当する子どもの数は増えはするけれど、減ることはない。

世の中に対してすっかり絶望や不信感しか持たなくなってしまった子どもに我慢強く接したり、モンスターペアレンツと呼ばれる保護者と丸腰で戦わなければならなかったり、心身共に疲弊していくのは避けられないはず。たとえ子どもを施設や病院などの安全な場所に保護したとしても、どの段階で実の親の元に帰すか、戻すために何をするのか、道筋を見出すのは大変な作業です。見極めを間違えたら取り返しがつかないことになるし、マスコミにバッシングされる可能性だってあります。

ほっと一息つく暇がない、家に帰っても気が休まる時がない という職業生活は想像を絶しますよね。ビジネスライクでロボットのように仕事を処理できるような人が職員だったら、いちいち心が乱されなくて済むのかもしれないけれど。。。

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私は、誰かの人生に寄り添う仕事に没頭するうち自分の中でバランスがとれなくなり、「これでは定年まで自分の心と体が持たないな 」と考えて、福祉の仕事をリタイアしてしまった身。だから、上記のような話を聴くととても複雑な気持ちになります。そのような終わりの見えない仕事に日夜取り組んでいる職業人にエールを送りつつ、仕事に対する責任感と自身の健康維持とを上手に両立できる職場ってどんなだろう と今もずっと考え続けています。

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(疲弊している頃は、空を見上げるゆとりもなかった)

一方、多くの農家の仕事には、「収穫期」とか「閑散期」などの仕事の区切りやゴールがあり、頑張っても頑張っても延々と苦しい状態が続いてキリがないというような疲労感が少ないのは恵まれているよね と思っていますが。。。

ここに来て自然の猛威への対抗という面で、恐ろしく終わりが見えないなと気づき始めました。

農家では、日々自然災害の備えをしたり、あるいは被害を受けたところを修復したりしていますが、天候によっては一瞬で無にされることもあります。

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(獣除けのネットが、土砂の重みで倒れた)

長い時間をかけて広い農地の草刈を完了させても、1週間と持ちません。

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(すっきりしたのはつかの間。。。すぐに雑草天国に)

森林を伐採してびわの日照を確保できた~と満足して帰っても、次に山に行った時にはもう景色が変わっている。がっかりすることもしばしば。

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(森は巨大化し続ける。びわに接近し過ぎ!)

害虫や害獣も同じく。いくら防獣ネットを張り巡らしても、ネットが緩んだところを見つけてはイノシシが大群で侵入。整備された農地は一晩で荒らされてしまいます。

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(ハート形のイノシシの足跡があちこちに!! ブヒブヒという声が聞こえてきそう)

農家は常に自然と追いかけっこをしているのですが、自然は別に人間に意地悪しているわけではなく、ただただとてつもなく大きな存在ということなんだと思います。人間がちっぽけとも言います。

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(苗木を一本一本、添え木して起こす)

そんな自然の脅威を肌で感じながら、環境を大きく破壊しない程度に対策を打ち、その中で最善の利益を確保するのが農家という商売なんですよね、きっと。しょっちゅう自然に叩かれても、そこで不毛感を感じるのではなく、淡々と向き合うのが農家のプロとしての姿なのでしょう。私はまだその境地には達してませんけど。。。

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(ハウスの補修も淡々と)

農家の仕事にしても、福祉の仕事にしても、終わりが見えないのがその仕事の本質 ならば、逃げ出すわけにはいきません。ただ、終わりがない仕事を続けていると人間は病んでしまう ことがありますので、仕事の区切りがあろうがなかろうが、時には周囲の人と互いの仕事を讃え合う、代わりばんこに休養をとるなどの工夫が必要ですね。

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(苗木たちがまた立ち上がった!)

最後になりますが、そもそも会社から任される仕事の量が多すぎるとか、要領よく仕事を進める方法が分からないなどの理由で終わりが見えないのであれば、それは何かしら改善の余地がありそうですので、リタイアする前に考え直したほうがいいかもしれません。皆さんのお仕事では、終わりが見えない瞬間はありますか? あるならそれは、その職業の本質ですか?

明日もまた台風が近づきますが、頑張ります。それではまた。

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相互職場訪問研修に参加しました

転職先としての農家を考える
09 /24 2017
こんにちは。福原です。

すっかり朝夕涼しくなりましたね。天高く、トンビが悠々とした姿で泳いでいます。

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食べることが大好きな私にとっては、食欲の秋到来。毎日拾っている栗で、パスタを作りました。先に栗を茹でる際、包丁で切れ目を入れておくと、多少は皮がむきやすくなりますが、まぁそれでも大変です。美味しいものを食べるには、手間を惜しんではいけないということですねぇ。

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今年の梅で漬けた梅酒をちびちび飲んでいます。黒糖を使ったので、よりコクが感じられます。弱いくせについ飲みすぎて、毎晩まろやか~に酔っています。体重が増えないようにしたいのですが、こう美味しいものがたくさんあると難しいかな。。。

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さて、私は就農してすぐから農業事務所が主催する新規就農者向けのセミナー(3年制)に参加しています。月イチ程度で講義や実習があり、農業や農家経営に必要な基礎知識を学びます。

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農業事務所は、地域農業の担い手を育成する事業や具体的な技術支援を行っている公的な機関。農家が困った時に質問したり、相談したりできる存在なんです。農業を始める人にとっては、心強い味方であり、安心材料にもなると思います(私は全然知りませんでしたけど。。。)。

今月のセミナーの内容が、表題にある相互職場訪問研修。各受講生の職場を順番に回ります。

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就農してからというもの、福原農園にどっぷり浸かり、近隣の農園さんでさえほとんど見たことがない私。アラフォー箱入り娘です。よそを知ることで己を知る、同業者と情報の交換をすることで視野を広げていく のが理想なのは当然のことながら、自分のところのびわの仕事を覚えることに必死なまま半年が過ぎてしまった感じです。

そういうわけで、私はこの職場訪問研修をとても楽しみにしていました。参考になる点をたくさん持ち帰って、福原農園の仕事にも役立てたいという思いです。今回は、野菜農家さん花農家さん、計3か所を見学させていただきました。

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職場訪問は、そこで働く受講生が自身の職場を案内しながら、「何を栽培しているのか」「どのくらいの規模でやっているのか」「何人のスタッフが働いているのか」「作業の割り振りや作業スケジュールはどのように決めているのか」などを説明してくれ、そのあと各受講生から質問をするという形で進んでいきました。

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一口に、新規就農者と言っても、初めて今の職場で農業を始めた人、より働きやすい職場を求めて別の農業法人から転職した人、最初の職場で修行を積んで独り立ちした人、と色々な経歴の人がいますが、どの受講生にも共通しているのは、農業を始めてから数か月~数年とは思えないほど主体性があること。

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(県内では、まだほとんど栽培されていない新しいミニトマトとのこと)

親が元々やっていてその跡を継いだからとか、就職先でたまたま育てていた作物だからとか、あるいは産地だからなどの漠然とした理由ではなく

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(これはユーカリ。栽培しているのを初めて見ました。)

買い手がたくさん付くけどライバルも多い作物の質で勝負するのか、目立たない脇役だけれど一定のニーズが常に見込める作物をコンスタントに作り続けるのか、珍しい品種や新しい栽培方法を試してその将来性に賭けてみるのか。。。皆さん、お若いながらも(私が受講生の中で堂々の最年長!)、どんな農家を目指しているのかという目的意識をしっかり持っているように感じました。農業に携わるということは、挑戦することなのですね!

そして、Facebookでお友達が3000人を超えているという元気な社長さんが印象的な折原園芸さん(南房総市)。そこで働く受講生のお話が特に心に響きました。

花は人間の生活に絶対に必要なものではない。だからこそ、ただ花を作って市場に出荷する、あとは野となれ山となれ、自分が生活していければいいや、ではなく、信念持って育てた花の魅力を消費者にどう伝え、振り向いてもらうのか? お客様が求めているものにどうやって近づけていくのか? 花がある生活を文化にしていけるように、自分はそこまで考えて働いています

危機感から出た言葉だそうですが、これからの生産者は売り方まで主体的に考えてこそ生き残っていけるということ、それを若手農業者は当たり前のように始めているということを肌で感じました。

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現在、福原農園でリハビリ生活(?)を送り、ワーカホリックでくたびれた半生を送ってきた反動からか、上司(である夫)と家族におんぶに抱っこ

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(これは、カマキリのおんぶ。。。)

かつ、超指示待ち人間と化している私には、久々に働き方について考えさせられる良い機会となりました。ありがとうございました。

びわも、米や野菜と違って、どこの家庭でも食卓に上る作物というわけではないです。なくなったら淋しく思う人はいるだろうけど、なくなっても生きる上でどうしても困るものではありません。

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でも、びわの味、瑞々しさや栄養価は、我々が自信を持って、払っていただいた値段以上に、お客様を幸せな気持ちにすることができるものだと思っています。自分が頑張った分だけ、たくさんの人にびわを食べて(贈って)喜んで欲しい。ではそのために今すべきことは何?? 

ワーカホリックにならない程度に、今後のテーマとして少しずつ私も考え始めたいと思います。またお付き合いくださいね。

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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。