写真でほっこりクイズ④~何の野菜のどこ~

ちょっと一呼吸のコーナー
04 /30 2017
こんにちは。福原です。

下の写真は、とても身近な野菜の一部分です。何の野菜でしょうか?きれいでしょう??

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答えは、次回のブログでお伝えします。


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一万回越えたら見える世界

転職先としての農家を考える
04 /27 2017
*『写真でほっこりクイズ③~子育てに必要なあれ~』の正解は、この記事の一番下です*

こんにちは。福原です。

今日は、朝まで雨が降り続いてしまいましたので、午前中はお仕事をお休みして、家事を片付けたり、このブログを書いたりしていました。

農園の入り口にはジャスミンの花が咲き誇っています。つぼみはピンクなのに、咲くと白い花です。インド出身だけあって、そのコントラストがエキゾチックですね。

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さて、福原農園では、3月の中頃からびわの袋かけを始めています。

毎日、家族総出で取り組んで、現在、5万個ほどのびわの実に袋をかけ終わったところです。今年は、寒さが長引いたことや天候不順などの影響で、まだまだこの作業は続きます。GW中も頑張ります。

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私は今春からびわのお仕事にデビューしたわけですが

びわの袋かけだけで、ざっと実働150時間を超えました。

仮に一日400枚の袋をかけたとして、25日働いたという計算をしてみると、1万枚!!

デビューしたての新人が、商品となるびわを一万枚も包んでしまいました。。。

そのうち、これから6月の収穫までに、どれくらいのびわがお客様に満足していただける、大きくて美しいびわに育ってくれるのかは分かりませんが。

にしても、1万枚ってすごい数字だなあと我ながら感じています。人生で、歯磨きや入浴以外で同じことを1万回繰り返したことってありますか?私はたぶんないですね。

毎日はめている作業用手袋も、力を入れる指先のゴムがちぎれてしまいました。

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袋かけは、びわの仕事の中でも最も手間と時間がかかり、かつ作業者によって技術に差が出やすいものだそうです。

袋かけが始まる時期に嫁いできたのはたまたまですが、びわの仕事として重要度の高い袋かけを最初にじっくり面倒見てもらえたのは、ラッキーだったかもしれません。

1万回も同じ袋かけをやり続けるとどうなるかと言うと

間違って袋を破っちゃったりするミスが大幅に減ります。

1枚の袋をかけるのに、四苦八苦していた頃が嘘のようです。=>あの頃

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気候が暖かくなってきて、びわの実が大きくしっかりしてきたこともあるのですが、うっかりびわの実を軸からぽきっと折ってしまうことが少なくなりました。

私、失敗しないので

というどこかの女医のセリフが頭の中に響いてきます。さすがお調子者。

少々袋をかけるのに難儀しそうな実に出会っても

任せてください。私、これより難しいオペ(?)をやったことがあります

てな気分で、武者震いにも似た感覚が。。。

こ~んな後ろに反っている実は、以前なら上手に袋をかけられなかったけど

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今は、はいこの通り。すぐに施術完了です!

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1万枚もやっていたら、大抵のタイプのオペはすでに経験済み。まさに継続は力なりです。

正直に言うと、以前なら諦めていたより高いところにある実に手を伸ばし、ちょっと無理して袋をかけるようになっているので、誤って枝を折ってしまうことは時々あります。。。

でも、びわの枝はとっても丈夫。写真だとよく分からないかもしれませんけど、細い枝ならこんなにしなります。

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どちらに引っ張ったら、負荷がかからずに楽に枝を自分のほうに引き寄せられるかが少しずつ分かってきたところ。長くひとつのことをやると、対象の性質に対する理解も進むわけです。

当然、ベテランの人たちから言葉でも説明を受けていますが、1万回の繰り返しの中で身を持って体験し、ノウハウを覚えていっているような、そんな状況です。

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巷の多くの業界では、就職した先で新しい仕事を教わる時、最初の1回か2回先輩社員にお手本を見せてもらったり、一緒にやってもらったりするとは思いますが、まだ自分としては自信がないなぁと感じていても

はい、もう独り立ちですよ。次からお一人でどうぞ

となるのが普通ですね。どこも人材不足ですから。あとは、分からないことがあれば自分で質問してください、ミスしながら修正していけばいいから、という形での育成の仕方

びわの袋かけを始めました

学生上がりのフレッシュマンなら、鍛えられ、打たれ強くなっていいかもしれませんが

いきなりお客様の前に出なければいけなかったり、さも分かっているふうに人前でしゃべらなければいけなかったり、けっこうなプレッシャーに晒されることになりがち。

自主的に練習しようとか、本で学ぼうとか思っても、いつしか日常に忙殺されていってしまうし。どんなお仕事も、活字のみではインプットすることは厳しいですし。

一方で、びわの袋かけなんて、とても小さな単位の作業ですが、ひとつのことを試行錯誤しながら、失敗も許容されながら、自分で工夫することも奨励されながら、1万回もさせてもらえるこの環境

とても恵まれていて、私にはこういう育てられ方ってすごく安心できるなぁと感じたのでした。

まだびわの仕事のほんの一部しか経験していないのに何ですが、今のところ就農して良かったなぁと思っています。



『写真でほっこりクイズ③~子育てに必要なあれ~』の正解は

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ツバメの巣でした。中には、卵がありましたよ。

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母親ツバメは、電線で休憩中のようです。

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次回のほっこりクイズも、お楽しみに!



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写真でほっこりクイズ③~子育てに必要なあれ~

ちょっと一呼吸のコーナー
04 /26 2017
こんにちは。福原です。

この写真は、何の表面を拡大したものでしょう? ヒントは、ある動物が子育てするために作るもの。


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答えは、次回のブログでお伝えします。



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農作業用BGMがあった

農家の生活あるある
04 /24 2017
*『写真でほっこりクイズ②~びわの実を狙う犯人は~』の正解は、この記事の一番下です*

こんにちは。福原です。

さわやかに晴れる日が続いていますね。

当農園では、うちのお義母さんがずっと楽しみにしていたエビネの花が満開です。

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同じランでも、胡蝶蘭や洋ランとはまた違った、野生ならではのとした感じがあります。



さて、これだけ良い天気が続くと、遅れていたびわの仕事もはかどります。快調です。

そして、毎日朝から夕方まで山の中で過ごしていると、とても豊かな気持ちにもなってきます。

それは、常に雄大な自然の中にいることを実感できているからでしょうか。

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かつての職場では、残業して溜まりに溜まった事務をこなさなければいけない時、Youtubeで作業用BGMを検索して聞いていました。BGMがあるほうが、焦りや苦痛を感じなくて済む気がしたんですよね。

市民マラソンに参加した時も、音楽がないと長距離走れないなぁと痛感しました。曲によっては、辛さを和らげてくれるだけでなく、速く走れるような錯覚に陥ることができました。特に、ロッキーのテーマを聞いていると、前を走っている人をびゅんびゅん抜きたくなる衝動にかられ。。。単純だけど、音楽の効果って凄いです。

そういえば最近、夜間のジョギング中にイヤホンで音楽を聞いていた女性が不審者に襲われたという事件をニュースで見ました。ちょっと無防備すぎるのではという議論もありましたが、それはおいといて

やっぱり人は、終わりが見えない課題に取り組まなければいけない時、好きな音が欲しくなるんだなぁと。

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ところが、当農園が今取り組んでいるびわの袋かけも、いつ完了できるか分からない、単調で果てしない作業ではあるのですが、音楽を聞かないとやってられない、というのは全然ないんです。

なぜなら、山の中は勝手に音がいっぱいだから

もちろん、人の声や電話のなる音やPCの作動音のような、集中の持続を妨げられる音ではなく

にぎやかなんだけど、心がきゅっとしまって物事に没頭させてくれる、そんな音で溢れているんです。

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風が木々の葉っぱや草むらを揺らす音。竹林の竹がきしむ音。

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しばらく前から大競演を続けているのは、ウグイスたち

部屋の前に来ていたウグイス


一日中、のどかな雰囲気を演出。さながら、ディズニーランドの魅惑のチキルーム(かなり渋いアトラクションですが、行ったことあるかな?)・ジャパニーズVer.といったところ。

ホーホケキョって、なんとなく春の訪れを告げてくれているみたいに思っていましたが

実際は、オスがメスにアピールする求愛の意味だったり、他のオスに自身のテリトリーを主張する目的だったりするようです。

そう聞くと、このオスは歌上手いな~、きっとモテるやろうね〜。人間で言うと、氷室京介か吉川晃司かなとか(世代を感じるが)。

春先は逆に、ホーホケ∇‰$※≠♯∂∽★。。。

ん?この子、まだ練習不足??

と思うことがよくありましたが、徐々にみんな上手になって、うっとりするような歌声を聴かせてくれるようになっています。

トビ


その他、トンビのぴーひょろろ~も程よく物悲しさがあって、けっこう好きです。

カエルたちの合唱は、一瞬ゲコゲコ騒々しいけど、むしろ静けさがより迫ってくる感じ。

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こんな贅沢な音たちを聞けるにもかかわらず、イヤホンで耳をふさいだり、わざわざラジオで人の声を流したりするなんてもったいないと思っちゃうわけなんです。

イノシシなどの獣を狩るハンター達に間違ってライフルで撃たれることのないように、あえてラジオや音楽の音量を大きめに流しながら仕事をしている農家の方もいるみたいですけど。

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自然の音にゆったりと耳を傾けてみたくなったら、ぜひ当農園にお越しくださいね。



『写真でほっこりクイズ②~びわの実を狙う犯人は~』の正解は

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私、アマガエルでした。ちょっと休んでいただけで、びわの実だって知らなかったのよ~。

次回のほっこりクイズも、ご家族で楽しんでください!



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写真でほっこりクイズ②~びわの実を狙う犯人は~

ちょっと一呼吸のコーナー
04 /21 2017
こんにちは。福原です。

大切なびわの実の赤ちゃん(うぶ毛が生えているのがそう)に近づいているのは誰でしょう?

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答えは、次回のブログでお伝えします。ちょっと簡単すぎますね。。。


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思いがけず”男尊女尊”生活

農家の生活あるある
04 /20 2017
*『写真でほっこりクイズ①~お尻の主は~』の正解は、この記事の一番下です*

こんにちは。福原です。

田植えのシーズンも近づき、こちらでも水を張った田んぼが増えてきましたよ。

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本日のお仕事は、びわの袋かけではなく、竹の子掘りでした。この時期は竹の子の注文がたくさん入っており、近日中に数十本の竹の子を掘らないといけません。

職場は、農園内の竹林です。

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恐らく人生で初めて竹の子を掘りました。

竹の子の周りからスコップで掘ればいいだけかと思ったら、竹の子掘りにも注意点やコツがあるそうで、それを上司(である夫)から一通り説明を受け、掘り始めたのですが。。。

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まず、地面にスコップが深くささってくれない! 竹林内は四方八方に地下茎が通っていて、それが邪魔して掘りたい方向に掘らせてくれないのです。地下茎は異様に硬くて、鍬(くわ)で切ろうとするのですがなかなか切れません。

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房総の土は粘土質なので、だんだんスコップや鍬(くわ)に土がこびりつき、振り下ろす腕が重くなってきます。しまいには慣れない動きに耐えられず、激しい腰痛が。。。

これまで竹の子はスーパーで買っていましたが、パックの水煮でさえ、こんな大変な思いをして掘っている人がいるから手に入っていたんだな。。。

これからは、農家の人に感謝をしながらご飯を食べますから、何とかこの(竹の)子だけは私に授けて(掘らせて)ください、みたいな。。。おかしな気分になってきます。

ついに最後まで掘り上げた時には、「赤ん坊を救出しました~」的な感じで、天高く竹の子を持ち上げて小躍り。

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結局、上司(である夫)に指導を受けながら掘ること3時間。自力で掘れたのはほんの数本。軽~く戦力外通告を受けた感じです。

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今夜は、優しいお義父さんが買ってきてくれたサロンパスを貼って寝るとします。

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それにしても(ここからが今回の本題)、私が一本の竹の子を必死な思いで掘っている間に、10本以上の竹の子を次々と掘り上げていた上司(である夫)。なんというか、感嘆を通り越して、圧倒されてしまいました。。。

もちろん、10年以上農園で働いている人なので、こういう作業には十分慣れているでしょうし、身体の使い方にも無駄が少ないでしょう。

これは、夫自慢の話と違います。

転職してからというもの、農業では男性に絶対に敵わないことがたくさんあるって思い知らされるんですよね~。ホント毎日のように。

例えば、農地整備のため大木を切り倒したり、足場の悪い道で重い資材や農具を運搬したり。。。地上10メートル以上の樹上で両手を離してびわの作業をするのもそうです。

防風林伐採に使うノコギリ


よほど身体能力に恵まれた女性ならば、男性と同じようにできちゃうのかもしれませんが、私は何十年農園で働いても、たとえ竹の子掘りを毎日特訓したとしても、やっぱりあんな風にスイスイ掘れるようになる気がしないのです。

いまさらですが、やはり腕力や体力という面で、女性と男性では圧倒的な差があるんだなと。

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しかしながら、世の中の多くの業種では、男性(女性)しかできないことはとても少ないと思っています。

例えば、デスクワークがメインの職場においては、男性にしかできない仕事、女性だからやるべき仕事なんてないと思います。

得意なこと不得意なこと、好きなことあまり好きになれないこと、興味のあること興味を持ちづらいことなどの凸凹は誰にでもありますし、それを踏まえた適材適所の考え方はあって良いと思いますが、単純に「男性(女性)だから」ということのみで性別役割分業を強いられるのは本当に苦痛ですよね。

でも若い頃、旧態依然とした福祉の職場にいて、これは男性(女性)の仕事と決められたことがありました。その暗黙のルールを冒すと、「女性の癖に生意気」と陰口をたたかれたことも。賃金や昇進で差を付けられることだってまだまだある男尊女卑がなくならない日本。

でも、肉体労働が占める割合が多い農業では必然的に、「これは男性に任せたほうが効率的だよね」という考え方があるのにはうなづけます。

理不尽とか悔しいとか言ってられないです。私が顔を真っ赤にして筋肉痛にもなって1時間かかってこなす仕事を、男性がそんなに苦しまなくても10分でできちゃうのならば、「それじゃ、お願いします」と言うのが自然ですから。

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では、その代わりに何をするか?


私は、家事をしています。炊事、洗濯、お風呂の準備。。。

ワーカホリックの会社員時代、独り暮らしでしたが、家事なんて日曜日にまとめてやっていました。しかも、超いい加減に。一日に一度も台所に立たない日だっていっぱいあった私が、現在毎日三食作っている。我ながら凄い変貌ぶり!

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でも、無理はしてないんです。

新婚だからでしょう?愛する夫??のためにだからできるんでしょう? いや、違いますね。

農家では、できることをできる人がやる、それが組織(家族経営の農園だってもちろん組織)の中の分業体制であり、組織に貢献することになるからです。

家事だって性別関係なく協働すべき派だったのに、今のところ義務感ややらされている感を持っていないことに、自分でも意外に感じている次第です。

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一般の夫婦の間でよくある、「共働きなのに、夫が家事を手伝ってくれない」「夫が妻が外で働くことをよく思っていない」「子育てや介護は女性の役割と決めつけられている」などの不満。

そういうことが問題になりにくいのが、実は農家なのかもしれないです。

夫だけが外で働いている夫婦、あるいは共働きの夫婦では、一緒に過ごす時間や価値観がすれ違ってしまいやすいと思いますが

農家や自営業では、生活のパートナーが仕事のパートナー

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夫婦が互いに考えていることがよく分かる。お互いが今どれだけ忙しいか、何で困っているかなどが理解できるからこそ、思いやることができるのではと考えています。

夫(である上司)は、私が筋肉痛でのたうち回っているのを近くで見ているからか、家事をとてもよく手伝ってくれます。

男尊女尊”時代をけん引していく存在は、けっこう農家なんじゃないかな〜と推測している今日この頃です。



『写真でほっこりクイズ①~お尻の主は~』の正解は

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近所のヤギでした。いつもカメラ目線です。


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写真でほっこりクイズ①~お尻の主は~

ちょっと一呼吸のコーナー
04 /17 2017
こんにちは。福原です。

これは、どんな動物のお尻でしょうか?

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正解は、次回のブログでお伝えします。


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潔癖さんよ、さようなら

農家の生活あるある
04 /16 2017
こんにちは。福原です。

なんだか暑いくらいの陽気になってきましたね。

びわ山の上から遠くを眺めてみると、濃い緑と萌木色のコントラストが美しく、季節が進んでいることを感じさせてくれます。

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いよいよ竹の子も顔を出しました。子どものくせにけっこうグロテスクです。

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これ見て、地獄先生ぬ~べ~の鬼の手を思い出したのは、私だけですかね。。。


本題の前に、手前味噌なのですが、昨日またまたブログランキングがUPしていました。

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ついに、「農家」カテゴリーで1位になりました。

そして、「働くヒト」カテゴリーでも、初の30番台に!!

今後とも、単なる嫁の愚痴ブログではなく、職業人としての視点を忘れず、ブログを通して楽しく働くことを真剣に追求していきたいと思っています。皆さんも、気が向いたらまたここに遊びに来てくださいね。



さて、今日は、農家は汚いという話。

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いや、間違えました。きれい好きさんでも、農家の仕事はできるかもよ というお話です。

都内に勤めていた時、私はプチ潔癖症でした。日常生活に支障が出たり、医者にかかったりするほどではないけれど、「汚れ」に対して人並み以上に気になってしまうところがありました。

TVやエアコンのリモコン、ドアノブ、照明スイッチなどはもちろんのこと、スマホやPCの液晶に皮脂や食べ物の油がついているのを気にして、頻繁に拭かずにはいられませんでした。自分のも他人のもです。

そういうわけで、どこへ行くにも常にウェットティッシュを持ち歩いていました。

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街には、「ここに触れてください」のセンサー式自動ドアや各種販売機のタッチパネルが溢れており、「前にここを触った人は、トイレに行って手を洗わない人かもしれない、さっき鼻をほじったばかりの人かもしれない」などという考えが頭からこびりついて離れなかったですね。

嫁に行くことになった時、私の清潔志向を知った夫は「(汚いことが多い)農園の生活に果たして耐えられるか?」とひどく心配したようです。

何しろ、農業は基本泥だらけです。

農地はアスファルトで覆われていませんので、靴の裏に泥が固まってついているのはいつものこと。当然のごとく、長靴やら作業靴で出入りする玄関はひどいありさまで。。。

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緑のまあるいのは、びわの実です。

特に今の時期、びわ農家は、びわの袋かけで一日中、間引いた実や葉っぱやほこりをかぶって仕事しています。

外から帰ってくると、特にお風呂、トイレにはゴミがたくさん落ちてしまいます。

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一度、トイレの便器の中の水に、茶色いものが浮いていて「これは!!」とぎょっとしたことがありますが、「な~んだ。びわの実じゃんか~」となります。これは、まさにびわ農家あるあるです。

普通のおうちなら、「汚い靴下は脱いでから上がってってば!」と怒られるところですが、農家では作業してきた格好のままで家に入ったり、座ったりすることはしょっちゅうなので、もはや家のカーペットや畳は汚染されているとしか言いようがありませんね。。。

さらにさらに、農作業の日は外でお弁当やおやつを食べることがありますが、汚れた手のまま、かつ地べたにお尻をついてしまいますし、山の中で用を足した時だって手を洗う場所なんてないのです。

農家の汚い話、都会のマンション暮らしと比べたら、枚挙にいとまがないものの、人として大らかだと言えなくもないです。だって、ふた昔くらい前は、ウェットティッシュもウォシュレットもないのがフツウだったんですからね。


話は少々ずれますが

山の仕事の途中で、用事があってコンビニ郵便局まで降りてくる時があります。

私が歩いた跡に土や枯れ枝などが落ちるので、黒い道ができます。

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でも、お店の人も文句を言うどころか、「びわの袋かけの時期だもん。仕方ないよ」と(でも言っているかのように)温かく見守ってくれています(たぶんですが)。

農村では、公道だって泥が落ちています。。。トラクターや耕うん機などの農業機械が通るからですが、けっこう大きな落とし物です。

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地元の産業は、地域の理解があってこそですね!


話は戻って、な~んか気づいたら、汚いのが平気になっている私がいます。何ででしょ。

気にしてたら生きていけないから、我慢しているうちに慣れた

と言うわけでは決してなく

自然と共生してる感

とでも言いましょうか。だって、土や葉っぱはそこにあるものだから。

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振り返ってみると、過去の「潔癖」の裏には、大きな心の重しがあったと思います。

今の苦しい環境から逃れたいけれど、すぐにはできない。

とか

自分は、有用な人間ではないのではないか。上手く自分の力を発揮できていない。自分はいなくなってもいい存在だ。

などのもやもやが強くなりすぎた場合、清潔行動という儀式をすることによって、自分の中の不全感を一旦棚上げできたからではないでしょうか。ある時期の自分には、必要な儀式だったのかもしれません。

今の私は楽しく就農生活をスタートさせてもらい、家族や地域の人にも受け入れてもらっているという実感があるので、無事に潔癖を捨てることができたのだと思います。


それと、私の潔癖が回復したもうひとつの背景は、不特定多数の人と接触しないということだと思います。

田舎では、家族と接することが9割

よそのカエルが歩いたということはあっても(それはそれで気にしろよという感じですが。。。)

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名前も知らないよその誰かと物や場所を共有するということは少ないのですよね。ある意味、農家は安全安心の世界なのです。

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古民家ノスタルジィ<プロローグ>

田舎暮らしびっくり体験
04 /13 2017
こんにちは。福原です。

4月の雨が続いていましたが、ようやく穏やかに晴れましたね。

2年前に切り倒し、椎茸菌を仕込んでおいたマテバシイの木から、おびただしいほどの椎茸が出ています。

雨上がりは数が多すぎて、収穫も大変です。でも、きのこってなんだか、かわいらしい。

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産地直売所に持って行き、格安で置いています。

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どしゃぶり直後の斜面は危険ということで、本日は平らなびわ山に来ています。

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びわ山は、フツウは斜面に作られるので、平らなびわ山というのはめずらしいそうです。

このびわ山は、宮本城跡がある城山の中腹にあり、元は田んぼだったので平らというわけ。戦国時代に、大名が主食の米を確保するために持っていた場所のよう。

雨上がりは、びわの葉の水滴キラキラしてとても綺麗です。

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さて、5日ぶりの更新。

しかしながら、この間、何もしなくても、ブログランキングはなぜかUPしており、(農家部門では)いつのまにか2位になっていました。

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多くの方が読んでくださっているというのは励みになります。本当にありがとうございます。これからも、無理のない範囲で読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


さて、3日にいっぺんブログを更新するのが目標だったのですが、今回更新できなかった理由は、引っ越しでバタバタしていたことと、ネット環境が整わなかったことです。

都心なら間違いなく、マックやスタバなどのFREESPOTに出かけて行ったと思いますが、田舎暮らしではそんな場所ありませんので、現実を受け止め、お休みさせてもらっていました。


さて、当農園には、約40年前まで母屋として家族が住んでいた古民家があります。

元々のかやぶき屋根や五右衛門風呂は数十年前に造り替えられているとは言え、今でも梁や土間には昔の風情がそのまま。

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かねてより古民家建築に興味のあった私は、是非ともこの日本昔ばなしのような家に結婚してすぐ住みたかったのですが。。。

何しろ築300年と言われていますので。

家全体が傾いており、ところどころ穴だらけ。建具のガタピシ感も凄いです。

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中から見ると、光の漏れ具合でどんだけ痛んでいるかがよく分かります。

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サッシがない家で過ごすスリル!!

隙間だらけなので、雨の音、風の音はもちろん、色々な虫が入ってきて、夜は不気味な羽音を立てるので、ちょっと怖い時もありました。

おばあちゃん家に来たみたいでほっこりする~と喜んでもいられず。さすがに生活のしづらさには勝てません。

というわけで、大掛かりな改修が済むまでの間、一旦近くの賃貸物件に出ることにしたんです。

引っ越し業者を頼まず、家族に手伝ってもらって荷物を慎重に出し、少しずつ軽トラで運びました。こういうお引っ越しも、建物や家具への思い入れが深まっていいものですね。

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さんざん、スリルだのサスペンスだのと書いといてなんですが。。。

古民家は、人を懐かしい気持ちにさせ、そっと癒し、元気を与える力を秘めていると少しの間住んでみて実感しています。

改修後も、遊びに来てくれた人がもう一度来たくなるような家になったらいいなと考えています。

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移住と「若返り」の因果関係

田舎暮らしびっくり体験
04 /08 2017
こんにちは。福原です。

庭先のすももの花が雨に濡れています。

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桜かと思ってましたが、近寄ってみたら、花びらの形が違いました。

農作業がお休みになる雨の日にブログを書くもので、どうしても雨の中のやや暗い写真が多くなってしまいます。

でも、いつもよりのんびりゆっくり草花を愛でられるので、むしろ心は満たされているように感じます。

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さて、今回のお話に入ります。タイトルだけ見ると。。。

田舎に移り住んだら、空気は美味しいし、農作業で適度な運動習慣も出来るし、毎日とれたて野菜を存分に食べるので、身体の中から若返ります

という話かなと思われそうですが、そういう話ではありません。

都会と比べて、相対的に若返るのです!!

は??という感じでしょう。。。


私が東京で仕事をしていた時、従業員の平均年齢が低い組織にいたこともあって、30代も後半にさしかかると常に年配者扱い

いつも教えるほう。頼られるほう。相談に乗るほう。仕事を振るほう。

業務と責任は増え、おごった気持ちにもなりやすかったと思います。

まあ、キャリアを重ねるってそういうことなので、当たり前っちゃ当たり前なのですけど。たまには、年配でも弱音だって吐きたいって思ったりね。

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プライベートでも、年齢と共に周囲からの扱いはどんどん変わっていきました。

20代の頃、お友達や同僚同士の会話では「今、好きな人いる?」とか「これから○○にチャレンジしたいんだ」などと未来に思いを馳せる内容が多かったように思いますが

30代になると「もう若くないよね。最近、メイクのノリが悪くなってきた」「いつ結婚する?子ども欲しいなら急がないとね」などと年齢を意識する会話が増えます。

それがアラフォーになると、年齢に関する話題には遠慮してだ~れも触れてきません。特に後輩は、聞いたら悪いとか、聞いたら不穏な空気になると思うらしいです。知らない間に気を遣わせているのが辛いですね!

一昔前に、当時の都知事、石原慎太郎による「ババア発言」の報道がありましたが、「女性が年取るって罪なことなのか??」とひそかに傷ついていた私。

キラキラしている若者が占める都会では、多くの女性が、シングルにせよ、家庭を持っているにせよ、寄る年波に戸惑い、女性としての自信を失いがちです。

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そのような、肩身の狭い思いをしていた都会のキャリアウーマンが、田舎に移住、農家に嫁いだら不思議な現象が起きました。

①「かわいいお嫁さんが来た」とみんなにちやほやされる

(かわいい?私、かわいいですか?? 照れるけど、嬉しいぜい!!地域で外から嫁さんが来たの久しぶりだからですかね~。)

②なぜだか「ちゃん付け」で呼んでもらえる

(下の名前をちゃん付けされたの、何年ぶりだろう~)

③「若い夫婦がいてくれるから、もう安泰だ」と泣いて喜ばれる

(何が?何がですか?若い夫婦って我々のことでしょうか。。。四十路過ぎですけど!?)

などなど、とにかく地域ぐるみでお嫁さんフィーバー(言いすぎだろ)だったのですが、いつしか自分がなんだかとっても若くなった気分


それもそのはず。

南房総市の高齢化率(総人口に対する65歳以上の高齢人口の割合)は、41%(平成27年度調べ)を超えているのです!!

世界一を独走中の我が国全体の高齢化率が26~7%ですから、南房総市の高齢化がどれだけ進んでいるかが分かります。


しかし、その分、超高齢化地域の高齢者は元気!!

都会ならとっくにリタイアしている年齢の高齢者も、こちらではフツウに野良仕事をしています。

足腰も丈夫。繁忙期は、朝から日が暮れるまで、自分の畑や田んぼにいます。

我が家のお義父さんも70代後半の歳ですが、毎日家の中にいたためしがありません。

80代の年寄りの引きこもりを防止するんだ」と言って、日々様々なサポート活動をしています。 ん?70代後半て年寄りじゃなかったでしたっけ。。。

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「相対的に若返る」ってこういう意味でした。

アラフォーでもかわいがってもらえます。だから、こちらも素直に頼ることができます。私など、まだまだ若輩者なんです。



しかしながら、アラフォーで農業に転職、ってやっぱりけっこう勇気がいりました。何年も悩みました。

この年齢で、農家の仕事や田舎暮らしに適応できるのか。。。知識、技術、経験ゼロ

体力は?どろんこになれる?虫は?大丈夫??

そんな時、私の背中を押してくれたのは、『暮しの手帖』の元編集長さんが書いた一冊の本でした。

死ぬまで一つのことをやり続ける人生も立派だけれど、人生の折り返し地点とも言うべきこの年齢で、全く新しいことをやってみるのもけっこう面白いし、二度美味しいよ

というような内容だったはず。

色々染みついてしまった思考の癖や悪習慣を脱ぎ捨て、過去の成功体験、手に入れた地位や人脈にすがるのもやめて、真っ白な状態からがむしゃらに努力するという純粋な気持ちに戻ってみたいなぁ、と思ったのです。

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そういうわけで思い切ってやって来た富浦では、周りの人から本当に良くしてもらっています。

住む場所、働く場所が違うと、こんなにも人からもらうパワーや刺激、そしてそれを受けた自身の物の見方までもが違ってくるんだなぁと実感。

世の中には、酷いいじめを受けていたり、理不尽なハラスメントに遭っていたりするのに、「途中で逃げるのは良くないこと」とか「家族に心配かけたくないから」など耐えなければならないと思い込み、同じ環境に居続けることを選んでしまう人がいます。

でも、今回の経験を通して、環境を変えることで生きやすくなるなら必要以上に我慢しなくていい、自分が楽に過ごせる場所を見つけることが人生かもな、と強く感じるようになっています。

というわけで、だいぶ話が長く横道にそれましたが、アンチエイジングをあきらめかけているあなた!生きる場所を大きく変えてみると、ある意味若返るし、老化とかどうでも良くなる発見がありますよ、というお話でした。。。



ブログを読む人が疲れないように、もう少しブログを簡潔に書きたいと思う今日この頃。いつも最後まで読んでくれてありがとうございます。

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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。