禁じられた遊び=山のミニコースター

びわってこんな風に育ててるんだ
06 /22 2017
こんにちは。福原です。

びわの繁忙期が続いているため、ブログの更新をお休みしていましたが、何人かの方から「無事に生きているのか??」というお問い合わせをいただきまして、慌てて下書きをUPしております。つきましては、現状と内容にややタイムラグがあることをご了解くださいませ。。。 ↓↓↓

梅雨入りしたとは思えないお天気が続いていますね。

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所々で、この時期の風物詩、紫陽花を見かけます。

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紫陽花の花の色は、土壌のphに影響を受けるそうですが、同じ場所に咲いていても微妙に花の色が異なるのは何とも不思議。


さて、当農園ではびわの収穫が本格化し、それに伴い、予約注文の発送に追われています。1日に100〜200箱のびわが全国のお客様の元に旅立っています。

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文句なしに美味しく、かつ綺麗なびわを箱詰めするには、もぎ手が山で食べ頃のびわを見極めながらもぎ、どんどんどんどんふもとの倉庫に降ろさなければなりません。選ばれしびわしか箱に入れることが出来ないため、もぐびわの母数はそれだけ必要になります。

一日に山からもいでくるびわのカゴは、最盛期ともなると30カゴ以上。

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スーパーカゴには、満杯まで入れると、袋がかかった状態のびわが100個程度入ります。

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単純計算で8〜10キロ。大体大人の猫が2匹くらい入っている重さです(分かりづらいな。。。)

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これを持って何度も斜面を登るのは重労働ですし

バランスを崩して、カゴをひっくり返したら大惨事

なので、あらかじめ、歩きやすくなるように草を刈ったり、スコップで階段を作っておいたりもしますが

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(自分で階段掘ったの初めてだ。。。)


実は、びわ農家には秘密兵器があるんです。

それは、農業用モノレール

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モノレールと言うと、街の上空を走る交通機関を想像するかもしれませんが、このモノレールはレールの下に車体がぶら下がっているのではなく、レールの上に荷台が乗っかっているシンプルな構造

みかん農家や林業でも使用されているようですが、びわ農家では、特に斜面がきついびわ山に設置されています。

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エンジンをかけてレバーを倒せば、あとは自走します。

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文字通り農業用なので、収穫した果実を運搬したり、重い農具を乗っけたりするためのものですが、タケノコ狩りなどで来園したお客様を山の上までお連れするなどの時にも使用することがあります。

(本来、人は乗ってはいけない仕様なので、このブログで見聞きしたことは農機屋さんにバラさないでください。。。)

一度でもモノレールに乗ったお客様は、その時の楽しさを忘れることが出来ないと言います。特に、お子さん達の心を鷲掴みにしているようです。

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確かに、大自然の中で乗り物に乗って、風や日差しを直に感じるという素敵な体験は、どこでもできるものではありません。
(だからさ、人は乗せちゃいけないんだよ〜!)

実際に乗ってみると、レールが一本なだけにかなり不安定。当たり前ですが、斜面を登ったり下りたりするので、とても揺れます。

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つかまっていないと、荷物と共に荷台から転げ落ちてしまいそう。

また、ちゃんと周囲を見ていないと、四方八方からせり出してくる障害物にぶつかるので、えらいことになります。

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私は一度、モノレールに乗車中、上から垂れ下がってきた大きな夏みかんが鼻に激突し火花が出るってこういうことか。。。と妙に納得した経験があります。

とにもかくにも、昭和の街並みを再現したセットにぶつかりそうなギリギリを走ることで有名な浅草花やしきのローラーコースターを超えるエキサイティングなミニコースター、それが農業用モノレールなのです。

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モノレールは設置から数十年経過している物が多く、錆びて軋んでいたり、脱輪しやすかったり、他の色んな意味でもエキサイティングな存在ですが、びわの収穫本番である今は大活躍のツールです。興味のある方は、ぜひ農園に遊びに来てくださいね。

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※繰り返しですが、通常、モノレールに人は乗ることはできません。このブログを読んでくださった方、他言無用ですよ。。。



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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。