観光地ラプソディ(狂詩曲)

田舎暮らしびっくり体験
05 /17 2017
*『写真でほっこりクイズ⑥~この子の天敵は~』の答えは、この記事の一番下です。*

こんにちは。福原です。

なんだかスッキリしないお天気が続いていますね。皆さんは、5月病になっていませんか? なりかけてるって人は、自然の中に身を置くのが一番です。そうしたらきっと、ほとんどのことはちっぽけに感じますって!

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農地にさくらんぼがなっていました。

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さくらんぼがなる木は、桜は桜でも、お花見の桜とは種類が全く違うそうです。食べてみると、心がほころぶような甘酸っぱい味でした。


さて、南房総の富浦地域では、ハウスのびわ狩りの季節到来です。

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今年は、露地栽培(屋根のないお外で作ってるということ)のびわも、長かった冬の影響で収穫時期が遅れそうですが

ハウスびわも、ハウス内で温度管理をしているものの、やはり外気の気温の影響は受けます。例年より1週間から10日くらいは熟すのが遅れているとのこと。

GWはとっくに終わりましたが、ここ数日になってようやく観光バスがやって来て、びわ狩りを楽しもうという集団のお客さんの姿を見かけるようになっています。

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福原農園の近所にもハウスびわ屋さんがたくさんあり、道端ののぼりから活気を感じとることができます。

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露地びわの旬は長くても、一年のうちのほんの2週間程度。その時期とずらして長くびわを楽しむために開発されてきたハウスびわの収穫時期と合わせても、一年のうちたったひと月程度しかびわは食べられない。

ということはつまり、一年の大半は閑散期、この辺りは人口密度が低〜い状態が続くのです!

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当農園から歩いて3分のところに道の駅おおつの里 花倶楽部がありますが、道の駅にもかかわらず普段は人っ子一人いない。。。

それがこの時期、にわかに人が増え始めると、なんだか観光地に住んでいる気分です(増えたと言ってもこの程度↓)。

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旅行好きの私。かつて国内を旅して回っていた頃、メジャーな観光地のど真ん中にあるおうちやそこに住む人を見て

観光地に住んでると苦労が多いだろうなぁ。観光客を迷惑に思っているだろうなぁ

とちょっとばかし不憫に思っていました。

マナーを無視した写真撮影、ゴミのポイ捨てなどをする観光客はたくさんいますし

道路や交通機関は混雑するし、観光客が近所をうろうろしていたら、なんだか休みの日でものんびりできないのではと想像してしまいます。

しかし、今、超マイナー観光地に住み始めて思うのは

こんなところまで遊びに来てくれて、ありがとう

という気持ちです。

だって、知る人ぞ知る特産品や名所って、来てくれる人がいなくなったら廃れてしまいますもの。

私は、千葉県内に実家があり、20年くらいは一応県北に住んでいたのですが。。。

売り場のびわ

正直に申しますと、千葉県でスイカと落花生が有名なことは知っていても、房総がびわの産地だということは知りませんでした。

おそらく本格的に農家に転職しようと考えなければ、房総びわが贈答品として喜ばれていること、それぐらい大きくて美味しいびわにするために伝統の技術が活かされていることなども知らずに終わったと思います。

ハウスのびわ(大房)

でも、びわが地味だけど実は旬の短い高級フルーツであることをちゃーんとキャッチしてくれているお客さん、そしてびわを楽しみにわざわざ足を運んでくれるお客さんがいる、という事実を大事にしたいという気持ちにもなってくるわけです。

そういう人を少しでも増やすために、このブログを書いていると言っても過言ではありません!!


と、ここからは余談。。。

何を隠そう、福原農園はハイキングコースの中にあります。

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これは、道の駅にある看板。

滝沢馬琴の小説南総里見八犬伝(これ、フィクションですけどね)で少し聞き覚えのある里見氏のお城跡を目指す、歴史ロマンティックウォーキングコースに従って歩いて行くと、あまりにも自然に当農園の玄関やびわ山を通ります。地元の人の日常生活圏が、観光スポットの一部と化しているわけです。

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ははは。ハイキングコースに住まいも職場もあるとかいう人いるんだねぇ。大変だ、そりゃ。

ってここにいるんです!

たまに、びわ山で脚立や木に(必死な形相で)登って作業していると

あの~、城山(しろやま)の山頂まであと何分くらいですか?

と突然葉っぱの向こうからハイカーに質問され、驚いて下に落ちそうになることがあります。

はい、もうすぐですよ。山道が急なのでお気を付けて。

親切な地元民として明るく答えますが、よその人が急に目の前に現れるとけっこうびっくりしちゃうもんです。

まぁ、言うても、そういうことは週1回か2回くらいですけど。。。超マイナーなハイキングコースなんで。

道案内をしておきながら、実はまだ自分もこの城山(標高183メートル)を制覇していない。。。地元民として一度は行っておかねばと思い、先日登ってみました!

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仕事場のびわ山を出発し、あまり整備されていないハイキングロードを進むこと約10分。お散歩感覚で、鬱蒼とした林の中を抜けると

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低名山。。。とりあえず頂上に到着。眺めはこんな感じです。。。

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さらに、頂上から続く、知らないと見逃してしまいそうな脇道を少し下ってみると。。。

南房総市の指定文化財にもなっているホルトの木(戦国時代あたりにポルトガルから入ってきた樹齢300年の木です)が、とても静かに存在しています。もうここは宮崎駿の世界。幻想的です。

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栄枯盛衰を繰り返す人間たちの歴史をずっとそこで見守ってきたであろう木を見上げれば、観光地だの、パワースポットだのと騒いでいるのがお恥ずかしくなってきますが

メジャーな観光スポットに飽きたら、あるいは、日常生活に疲れてしまったら

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ぜひおいでくださいね。お待ちしています。

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『写真でほっこりクイズ⑥~この子の天敵は~』の答え。

野ねずみを捕食しないのは、①野うさぎ④ガマガエルでした。

世界各地に、カエルがねずみを飲み込んだという記録がいくつかあるようですが。。。普通は、食物連鎖の上位にある動物を食べることはないですよね。

それでは、次回のほっこりクイズもお楽しみに。


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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。