アブラムシ戦記

びわってこんな風に育ててるんだ
05 /25 2017
こんにちは。福原です。

元牛舎として使っていた建物にツバメの巣があります。入っていた卵が、いつのまにか大きなヒナ達になっていました。兄弟5人、巣からはみ出しちゃってます。

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耳毛?がフワフワなので、リロアンドスティッチのスティッチに似ています。黒目もそっくり。あれはエイリアンですけどね。

自然界って不思議で、あ、これ、あのキャラクターに似てる!と思うことが結構あるんです。

マムシ草の実は、妖怪人間ベラって呼んでいます。ホントは別に似てないんですが、一度そう見えてしまうと、もう見るたびに連想してしまいます。緑色の皮膚?でも、どこか女性っぽいフォルム。

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鳥のさえずりも、人間の会話に聞こえてしまうことがあります。何かメンタルが深刻な状態だと思われると困るので、この辺にしておきますね。


さて、今月初旬から始まった私の親指腱鞘炎。多くの方から「大丈夫?」とご心配の声をいただきました。アラフォーで慣れない体力勝負の仕事に転身した無鉄砲な私を、「苦労してるだろうけど、頑張れ」と心からの励ましをくれる方が大勢いることに感激。ブログを書いているとたくさんの人とつながっている気がします。

しかしながら、手の痛み。実は治っていないの。。。農作業を控えめにしているにもかかわらず、痛みがなかなか引かないので、私の脳裏にはある思いが。

もしや、これは疲労骨折??

いや、きっとそうに決まっている。筋肉の痛みじゃなくて、骨にひびが入っている痛みだったんだ。重いものも持たないようにしているし、親指にはできるだけ力を入れないようにしているのに、おかしいと思ってたんだよ。でも、自分から農家に嫁いでおきながら、あれはできない、これはできないなんて言ってられないし。このままでは、これから訪れる最も忙しい6月のびわの収穫期に完全な役立たず。。。どうしよう~

マイナス思考はエスカレートする一方。ついに、不安がMAXとなったある日、房州一の病院と評判の亀田メディカルセンターを受診したのでした。

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約1時間、山をいくつか越えながら車を走らせました。

海です! 波です!亀田は、あの鴨シーの目と鼻の先にあります。気分はすっかり観光気分。

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ちょっと、待て待て待て。レントゲン撮ってもらいに来たんだった。つい。。。

予約なしで人気病院にかかったもんだから、2時間待ち。ようやく呼ばれた診察室で、お若い整形外科Drに、これは疲労骨折に違いないとまくし立て、レントゲンを8枚も撮ってもらいました。

ついに結果発表~。Drがおっしゃることには

全く骨に異常ありませんね。使いすぎたことで筋肉に炎症が起きているだけみたいです。

え、勇気を出して、対向車とすれ違えないほど狭い、知らない峠の道を心細い思いでやっとこさ運転して来たんですけど。ただの炎症ですか。

レントゲン写真をここに掲載できないのが残念なほど、私の骨、きれいでした。。。

鎮痛消炎剤をたんまりもらって、帰ってきましたよ。

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PSWとして病院で働いていたことがあり、病院にケチをつけることが多い人間なのですが(嫌な奴だな!)、亀田は先生がよく話を聴いてくれ、スタッフの説明も親切で分かりやすい。院内設備も申し分ない。素晴らしい病院でした。ありがとう、亀田

頑丈だけが取り柄なのですが、農家の身体になるのはそんなに簡単なことではないのか。情けないですが、焦ってはいけないですねぇ。自分の限界を知った上で行動しなきゃならんお年頃です。


というわけで、このブログ、毎度本題に入るまで時間がかかりすぎなので、そろそろ入ります。

引き続き、手を酷使しがちな作業は外してもらい、本日のお仕事はアブラムシの退治です。

当農園でも、ハウスびわを準備中。びわの苗木をハウス内で育てており、来年あたりには実が収穫できるようにと考えています。

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ハウスびわが実現すると、露地のびわと時期をずらして収穫、発送することができます。ハウスの中は、寒さも木登りの怖さもなく、快適です。

ところが、気付いたらアブラムシが大量発生。

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このままにしておくと、アブラムシの排せつ物に寄って来る虫や菌のせいで、木の生育に重大な被害が出てしまいます。

アブラムシと言えば、昔よく見たカダンのCM(知らないかな~)のイメージ。

カダンのような薬剤で駆除するのかなと思いきや、そこは農薬不使用と謳っているびわ農家。そう簡単に農薬を使うわけにはいきません。

というわけで登場するのが、房州牛乳

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霧吹きに入れて、アブラムシがいる葉っぱにスプレーします。すると、牛乳が乾燥する時に収縮する性質により、アブラムシが呼吸できなくなって死滅するというわけ。窒息死ですな。

恐ろしい~。無駄な殺生はしない方針で今まで生きてきたので、なかなか抵抗があるミッションです。でも、やるしかありません。葉を一枚一枚めくりながら、丁寧にスプレーしていきます。確かに、これなら手に力を入れなくてもできるわ。

スプレー後。

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分かりづらいですが、まだお元気なご様子。乾燥した頃にアブラムシを水で流しに来よう。

そして、数日後。

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フツウに生・き・と・るじゃないか~~。

牛乳の濃度がいけなかったのか? 乾燥までの時間がかかり過ぎたのか? 次の一手を考えないといけないです。残念。

かくして、アブラムシとびわ農家の戦いは続くのでした。アブラムシ他の害虫、害獣との戦記もお楽しみに!


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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。