お裾分け文化に寄りかかる

農家の生活あるある
07 /30 2017
こんにちは。福原です。

世の中は夏休みですね。こちらでは頻繁に神輿行列を見るようになりました。

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都会で仕事をしていた頃は、職場に合わせて転居も繰り返していたので、住む地域への帰属意識みたいなものを持てず、ちょっぴり寂しかったのを思い出しました。地元のつながりが濃い土地に移り住んだのですから、これからはぜひお祭りに参加してみたいです。

そういえば、前にツバメの巣についてブログで触れましたが、同じ巣に別の家族が入居していました(警戒させてごめんよ。。。でも、くりくりしたお目目にくぎ付け)。

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ツバメは、新しい巣を一から作ると日数がかかってしまうため、元々ある巣をリフォームして使用することも多いそうです。かつて巣出った子どもが、親になって実家に戻ってきたのかもしれません。

農園では、ツバメの巣以外にも、スズメバチの巣、ドロ蜂の巣、ネズミの巣。。。と様々な生き物のおうちを見ることができます。ちょっと怖いもの見ちゃったと思うこともありますが、なかなか興味深いのでまたご紹介したいです。

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さて、今回のテーマは、貰い物です。田舎暮らしでは、とにかく貰い物が多い!!

採れたて野菜はもちろん毎日のようにいただきます。

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量も食べきれないほど。同じ調理法だと飽きちゃうので、必然的に料理のレパートリーが増えた?かもです。

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お肉やお魚だって時々いただきます。釣りたての魚ということもあります。魚をさばいたことなかった私は、修行中。。。

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今日の夕飯何にしようかな〜と考えていると、大体何か貰うので、自然とメニューが決まる感じです。ホント助かります。

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ふんだんな果物にも恵まれた環境。旬のうちに食べきることが難しいので、手作りジャムやマーマレードを作って分けてくださる方も多いです。

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さらに、南房総は花栽培も盛ん。お花もけっこういただく機会があります。お部屋に花を飾る生活なんてしたことなかったから、とっても贅沢に感じます。花瓶が足りない時は、お皿に水を張って浮かべてもステキ。

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今じゃ、こんなに周りの人に良くしてもらってありがたいなぁ、スーパーで買うより美味しい食材、生産者の顔が見える食材が日常的に手に入るなんて幸せだなぁ と心から思っているのですが

引っ越してきたばかりの時は、何かをいただくことに凄く抵抗感がありました。

だって、お返しはどうする?? となってしまうから。

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地方公務員時代が長かった私は、お中元やお歳暮などの文化とは無縁。旅行のお土産くらいはいただくことがありましたが、誰かに何かを貰うことに慣れていません。たまに貰い物をすると、早くお返ししなくちゃ、値段相当のものを返さなくっちゃ、舌の肥えたあの人は何なら喜んでくれるのかしら。。。など色々気になって疲れてしまうこともしばしば。

田舎では、何か洒落たお返しをしようなんて考えてもそんな気の利いたお店がありません。みんな同じところで買い物するので、あぁあそこで買ったんだなとなっちゃいます。自分で何か作物を育てていれば良いのですが、移住してきたばかりで自分が人様にお配りできるものなんて何一つない。

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そういうわけで、貰い物をすると気持ちが重~くなっていたわけなんです。

でも、しばらくしてお義母さんからアドバイスが。「遠慮は無用」「たくさん物がある時はお裾分けする。それはお互いさま」「喜んでもらえれば、相手は嬉しいものだよ」と。何かストンと心に落ちた気がしました。

そうか。相手にプチプレゼントをすることは、「あなたのこと気にかけていますよ」というメッセージであり、それプラス、コミュニケーションツールのひとつになっているんだ。確かに物をいただく時って、なんだかんだ近況報告したり、日頃の愚痴を聴いてもらったり、おしゃべりに花が咲きますものね。

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お返しをするのが義務と考えるのは日本人特有のもので、外国では「気持ちをいただいたのだから素直に感謝すればそれでいいんじゃない?」という感覚のほうが普通のようです。自分はなぜかこれまで、やたら気を遣うという日本人気質に縛られていたけれど、閉じたイメージの田舎のほうが意外とワールドワイドな価値観が根付いているのかも。。。と気付かされた次第です。

そういうわけで、これからは思い切って貰い物に全面依存した?生活をしていこうと思います。

ナスとキュウリが採れました

皆さま、暑さに気を付けて。またお会いしましょう。


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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。