ご当地映画で地元を知りたい

田舎暮らしびっくり体験
08 /31 2017
こんにちは。福原です。

ジンジャーリリーが満開です。

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なんだか両手を挙げて迫ってくるように見える、元気いっぱいの花です。

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お母さんの畑に花ニラが伸びていました。ニラの蕾とその下の茎の部分を花ニラと呼ぶそうです。どんな作物でも花は咲くとは言え、就農し立ての私にとって、花を見たことない野菜ってまだまだ多いものです。

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お浸しにしてみると、ニラ独特の風味に加え、ほんのりと蕾の甘さを感じることができます。実は、この時期しか食すことのできない高級食材とのこと。農家の暮らしでは、都会でせわしない暮らしをしていたら絶対に知ることのなかった食べ物に出会うものです。


さて、突然ですが、皆さんは新しい土地に移り住んで、その土地についてよく知りたいと思った時どうしますか?

自転車に乗って探検するのはいいですね。お寺や神社、博物館や郷土資料館などを巡るのは歴史を紐解く感覚で楽しいものです。図書館に行って、里歩きガイドや民話を借りて読んでみるのもいいですね。地元でできたお友達に、近隣の文化やオススメスポットを教わるという人もいるかもしれません。

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私も、南房総に移り住んで早半年。近所をお散歩したり、通った道を確認しながら地図を眺めたりするのが好きです。地元の食材を美味しく提供してくれる食事処に連れていってもらうのも、その土地になじんでいくようで嬉しいことです。

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しかしながら、この土地をもっと深く知るために触れておくべき?、大事な作品があるのを忘れてました。

八犬伝

江戸時代に滝沢馬琴が記した大衆向け超人気・長編小説 『南総里見八犬伝』です。かつての戦国時代に、安房地域を治めていた大名である里見氏を中心に繰り広げられる物語。と言っても、これはあくまでも南房総を舞台にしたフィクションなんですけどね。

馬琴が28年もかけて完成させた冒険巨編を一から読破するのは大変。そこで耳にしたのが、原作を踏まえながらも、さらにエンターテインメント性を高めてアレンジした映画があるとのこと。それがあの角川作品『里見八犬伝』なのです。主演は、「ちゃんりんしゃん」で一世を風靡?した薬師丸ひろ子さん。

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フィクションだろうが、何だろうが、南房総に実在した里見氏をモチーフにした物語なんですから、この地の歴史を学ぶための入り口となれば、最高じゃないか! ということで、早速AmazonでDVDをお買い上げしたのでした。

ある日の夕飯を食べながら鑑賞。古い映画だからとあまり期待せずに観始めたのですが。。。食事を箸で口に運ぶ手が止まるほどのスペクタクル!!思っていた以上に面白すぎました。

馬琴の南総里見八犬伝の100年後という設定で、まだ戦国時代のはずなのに、要所で流れるのが洋楽!アクションシーンには、大ムカデや大蛇が飛ぶ飛ぶ。え?なんで急にそうなるの?というシーンの連続。魔法か、超能力か??違和感だらけで笑いが止まらないのです。

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いえ、決して馬鹿にしているわけではありません。だって、今から34年前に製作された特撮映画です。現代のようなCGがあるわけではないのに、2時間以上ある本編の間ずっと飽きさせないのは凄いです。それもそのはず、これはあの深作欣二監督の作品でした。アドベンチャーあり。ヒューマンドラマあり。お色気あり。のちのハリウッド作品などにも影響を与えたのでは?と思うような下りもいくつかありました。

一言で説明すれば、薬師丸ひろ子さん演じるやんちゃなお姫様(里見家唯一の生き残り)が、お姫様を助けるよう運命づけられた八犬士(なんで犬っていう字が入るのかは、理由があります)の協力を得て、妖怪の親玉を倒すことで一族の仇を討つというお話。伏線のストーリーも色々あって、それぞれのキャラクターの生き様に感情移入できるようになっています。

八犬伝 漫画
(このようなかっこいいイラスト付きの児童書も出ています。映画はちゃっちいわ〜 と思われる方は、書籍でお気に入りを探してみるのもいいですね)

それにしても、若き日の薬師丸ひろ子さんと相手役の真田広之さんのタダ者ではない存在感。薬師丸さんの目ヂカラは、他の女優さんには真似できない。惹き込まれます。真田さんの、あの若さですでに鍛え抜かれた肉体も、さすがなのです。ずーっと見ていたくなりました。

それ以外の登場人物にも、のちの名俳優、名女優になった方々が勢ぞろい。やはり才能のある人は、数十年前から輝きを放っているのでした。それをチェックするだけでも面白い!(特典で、人物相関図まであります)

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結局、映画の中で、「館山(城)」という地名が出てきたのは、2、3回??でしたが、そしてロケ地も別に房総ではなさそうなのですが。。。地元を舞台にした映画があるっていうだけでもワクワクするじゃないですか!(だんだん言うことがいいかげんになってるな。。。)

自分の住む街のご当地作品に触れることを通して、もっと地元を好きになるというのもなかなかなものだと思うのですが、いかがでしょうか。それではまたの日に。



房州びわと山の幸 福原農園のHPはこちらから

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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。