移住と「若返り」の因果関係

田舎暮らしびっくり体験
04 /08 2017
こんにちは。福原です。

庭先のすももの花が雨に濡れています。

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桜かと思ってましたが、近寄ってみたら、花びらの形が違いました。

農作業がお休みになる雨の日にブログを書くもので、どうしても雨の中のやや暗い写真が多くなってしまいます。

でも、いつもよりのんびりゆっくり草花を愛でられるので、むしろ心は満たされているように感じます。

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さて、今回のお話に入ります。タイトルだけ見ると。。。

田舎に移り住んだら、空気は美味しいし、農作業で適度な運動習慣も出来るし、毎日とれたて野菜を存分に食べるので、身体の中から若返ります

という話かなと思われそうですが、そういう話ではありません。

都会と比べて、相対的に若返るのです!!

は??という感じでしょう。。。


私が東京で仕事をしていた時、従業員の平均年齢が低い組織にいたこともあって、30代も後半にさしかかると常に年配者扱い

いつも教えるほう。頼られるほう。相談に乗るほう。仕事を振るほう。

業務と責任は増え、おごった気持ちにもなりやすかったと思います。

まあ、キャリアを重ねるってそういうことなので、当たり前っちゃ当たり前なのですけど。たまには、年配でも弱音だって吐きたいって思ったりね。

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プライベートでも、年齢と共に周囲からの扱いはどんどん変わっていきました。

20代の頃、お友達や同僚同士の会話では「今、好きな人いる?」とか「これから○○にチャレンジしたいんだ」などと未来に思いを馳せる内容が多かったように思いますが

30代になると「もう若くないよね。最近、メイクのノリが悪くなってきた」「いつ結婚する?子ども欲しいなら急がないとね」などと年齢を意識する会話が増えます。

それがアラフォーになると、年齢に関する話題には遠慮してだ~れも触れてきません。特に後輩は、聞いたら悪いとか、聞いたら不穏な空気になると思うらしいです。知らない間に気を遣わせているのが辛いですね!

一昔前に、当時の都知事、石原慎太郎による「ババア発言」の報道がありましたが、「女性が年取るって罪なことなのか??」とひそかに傷ついていた私。

キラキラしている若者が占める都会では、多くの女性が、シングルにせよ、家庭を持っているにせよ、寄る年波に戸惑い、女性としての自信を失いがちです。

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そのような、肩身の狭い思いをしていた都会のキャリアウーマンが、田舎に移住、農家に嫁いだら不思議な現象が起きました。

①「かわいいお嫁さんが来た」とみんなにちやほやされる

(かわいい?私、かわいいですか?? 照れるけど、嬉しいぜい!!地域で外から嫁さんが来たの久しぶりだからですかね~。)

②なぜだか「ちゃん付け」で呼んでもらえる

(下の名前をちゃん付けされたの、何年ぶりだろう~)

③「若い夫婦がいてくれるから、もう安泰だ」と泣いて喜ばれる

(何が?何がですか?若い夫婦って我々のことでしょうか。。。四十路過ぎですけど!?)

などなど、とにかく地域ぐるみでお嫁さんフィーバー(言いすぎだろ)だったのですが、いつしか自分がなんだかとっても若くなった気分


それもそのはず。

南房総市の高齢化率(総人口に対する65歳以上の高齢人口の割合)は、41%(平成27年度調べ)を超えているのです!!

世界一を独走中の我が国全体の高齢化率が26~7%ですから、南房総市の高齢化がどれだけ進んでいるかが分かります。


しかし、その分、超高齢化地域の高齢者は元気!!

都会ならとっくにリタイアしている年齢の高齢者も、こちらではフツウに野良仕事をしています。

足腰も丈夫。繁忙期は、朝から日が暮れるまで、自分の畑や田んぼにいます。

我が家のお義父さんも70代後半の歳ですが、毎日家の中にいたためしがありません。

80代の年寄りの引きこもりを防止するんだ」と言って、日々様々なサポート活動をしています。 ん?70代後半て年寄りじゃなかったでしたっけ。。。

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「相対的に若返る」ってこういう意味でした。

アラフォーでもかわいがってもらえます。だから、こちらも素直に頼ることができます。私など、まだまだ若輩者なんです。



しかしながら、アラフォーで農業に転職、ってやっぱりけっこう勇気がいりました。何年も悩みました。

この年齢で、農家の仕事や田舎暮らしに適応できるのか。。。知識、技術、経験ゼロ

体力は?どろんこになれる?虫は?大丈夫??

そんな時、私の背中を押してくれたのは、『暮しの手帖』の元編集長さんが書いた一冊の本でした。

死ぬまで一つのことをやり続ける人生も立派だけれど、人生の折り返し地点とも言うべきこの年齢で、全く新しいことをやってみるのもけっこう面白いし、二度美味しいよ

というような内容だったはず。

色々染みついてしまった思考の癖や悪習慣を脱ぎ捨て、過去の成功体験、手に入れた地位や人脈にすがるのもやめて、真っ白な状態からがむしゃらに努力するという純粋な気持ちに戻ってみたいなぁ、と思ったのです。

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そういうわけで思い切ってやって来た富浦では、周りの人から本当に良くしてもらっています。

住む場所、働く場所が違うと、こんなにも人からもらうパワーや刺激、そしてそれを受けた自身の物の見方までもが違ってくるんだなぁと実感。

世の中には、酷いいじめを受けていたり、理不尽なハラスメントに遭っていたりするのに、「途中で逃げるのは良くないこと」とか「家族に心配かけたくないから」など耐えなければならないと思い込み、同じ環境に居続けることを選んでしまう人がいます。

でも、今回の経験を通して、環境を変えることで生きやすくなるなら必要以上に我慢しなくていい、自分が楽に過ごせる場所を見つけることが人生かもな、と強く感じるようになっています。

というわけで、だいぶ話が長く横道にそれましたが、アンチエイジングをあきらめかけているあなた!生きる場所を大きく変えてみると、ある意味若返るし、老化とかどうでも良くなる発見がありますよ、というお話でした。。。



ブログを読む人が疲れないように、もう少しブログを簡潔に書きたいと思う今日この頃。いつも最後まで読んでくれてありがとうございます。

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福原祐美

千葉県南房総市在住です。
内房線富浦駅から徒歩50分のところにある「福原農園」が仕事場、兼、住まいです。
アラフォーです。

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房州びわを手にとる人に、「びわ農家がどんなことを考えて、どれぐらい手をかけて、びわを育んでいるか」を遠くからでも知っていただけたらなあ、そして福原農園をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあという気持ちでおります。

最近まで20年くらい福祉のお仕事に就いていましたが、突如、自然豊かな南房総で就農することを思い立ちました。

「対人のお仕事から作物を育てるお仕事へ」「都会の喧騒に囲まれた生活からTHE田舎暮らしへ」「独身貴族から農家の長男の嫁に」。。。といういくつもの転身を経て日々感じていることも、好き勝手に書こうと思っています。

色々な方と交流することでより人生は深まると考えておりますので、コメントはお気軽にどうぞ。いつでもお待ちしています。